ですから幅広い分野でニトリル手袋は使われていますが、価格が高いのが難点です。そこでそのニトリル手袋のOUTLET品を株式会社TSCが取扱い始めました。
が、株式会社TSCが取り扱うニトリル手袋のOUTLET品はOUTLETのため汚れ・黒点・キズなどがある場合があります。そもそもOUTLETとは簡単に言うと在庫や訳ありの商品のことを指します。国際合格品質水準(AQL)が2.5パーセントの商品です。
国際合格品質水準が2.5パーセントというのは、不良が含まれる確率が2.5%ありえるという意味で、100枚入りの商品なら2.5枚不良品が入っている場合があると言うことです。
また中には油が付いている物がありますがその油は安全です。なぜかというとそれには「NSF H1」が関係しているらしいのです。
そこで今回、TSCニトリル手袋 OUTLET品で使ってある「NSF H1」とは? ということについて調べてみました。
TSCニトリル手袋 OUTLET品で使ってある「NSF H1」とは?
TSCニトリル手袋 OUTLET品で使ってある「NSF H1」とは何かと言いますと、まずNSFが何かと言いますと、アメリカで公衆衛生や安全関係の事業を行っている非営利第三者機関で、WHOの食品衛生協力センターとなっている機関です。
「NSF H1」はHACCPの登録審査や、政府関係者などの規格に基づき食品加工現場で使う化合物の登録業務を行っている中のひとつで、食品に偶発的に接触する可能性がある箇所に使用できる潤滑剤の規格のことです。
本来潤滑剤は食品に接触するべきではないですが、この規格に登録されている潤滑剤は万が一食品に混ざってしまって、それをうっかり食べてしまっても安全なものです。
一般の潤滑剤は鉱物油が原料なので、これが混入すると食べた人に危険が及びます。
ですが、NSF H1規格に適合している潤滑剤はベビーオイルや医薬品などに使われているホワイトオイルや合成油など、米国食品医薬安全局のリストにあるベースオイルと添加剤を配合したものです。
普通の機械潤滑剤はいろいろな添加剤が使用でき、性能が高いですがNSF H1規格に適合している潤滑剤は、決まった添加剤しか使えないので、どんな風に能力を増加させるかが問題です。
NSFには、そのほかにNSF H2やNSF H3などがあります。
NSF H2とは食品には絶対接触してはいけないのですが、工場内やその周りで食品に加わる見込みのない所では使える潤滑剤の規格のことです。
NSF H3とは目的として食品に接触するのではなく、食肉工場などで肉などを吊るす器具の錆防止などに使用できるもので、調理器具などに焦げてこびりつきの防止のために使われる植物油等、直接食品に接触する目的で使用される離型剤の規格です。
NSF H1規格の潤滑剤を使用するのは、HACCPでも推奨されていてできるだけコストをかけずに、安全な食品を製造することができるからです。
まとめ
いかがでしたか?今回TSCニトリル手袋 OUTLET品で使ってある「NSF H1」とは? ということについて調べた結果
「NSF H1」とはHACCPの登録審査や、政府関係者などの規格に基づき食品加工現場で使う化合物の登録業務を行っている中のひとつで、食品に偶発的に接触する可能性がある箇所に使用できる潤滑剤の規格のことである。
NSFには、そのほかにNSF H2やNSF H3などがある。
NSF H1規格の潤滑剤を使用するのは、HACCPでも推奨されていてできるだけコストをかけずに、安全な食品を製造することができるからである。
ということが分りました。
今回も最後まで読んで頂きありがとうございました。