アルコールはノロウィルスに効果がある?
本来アルコールはウイルスには有効です。調理台や手などの除菌としてよく使われているアルコール消毒は菌の増殖を抑えたり、溶かしたりして消毒します。
しかしこのアルコールがノロウイルスにはあまり効果がないと言われています。それはノロウイルスがもともとアルコール抵抗性が強いからです。だからといって全く効果がないわけではありません。
ではノロウイルスに効果があるアルコールとは?
今回はノロウイルス効果があるもの、とノロウイルスについて色々調べてみました。
ノロウイルス効果があるもの
ノロウイルスやA型肝炎ウイルスなどのように、アルコール抵抗性が強いウイルスにはアルコール消毒をする場合は、十分量の消毒用エタノールを使い30秒間以上接触させることで効果があるとされています。
これは清拭では2度拭き(15秒後×2回)を行うことということです。
また、ノロウイルスはアルコールは効きにくいが次亜塩素酸ナトリウムなどの塩素系除菌剤が効くといわれています。しかし塩素濃度によって危険な場合もあるので、目的・用途にあわせて適切に使うことが重要です。
よってノロウイルスに対してより効力を高めたアルコール製剤を使うことが勧められます。
ノロウイルス感染症とは
ノロウイルスに感染することで嘔吐や下痢、発熱といった症状が起こる感染性胃腸炎の1つで秋から春にかけて流行する病気です。またノロウイルスは食中毒も引き起こしやすい病気です。
健康な大人がノロウイルス感染しても2~3日で治癒しますが、子どもや高齢者など身体の弱い方がかかると重症化しやすいため、十分に気を付けるようにしましょう。
ノロウイルスの感染経路
・経口感染
ノロウイルスに汚染された食品を食べたことにより感染することです。
・接触感染
感染した人の便や嘔吐物に直接触れてウイルスがついてしまい、知らない間に体内に侵入することで感染することです。
・飛沫感染
感染した人の嘔吐物が飛び散った時、その飛沫を吸い込むことで感染することです。
・空気感染
感染した人の便や嘔吐物の処理が早急にされずに乾燥してしまい、ウイルスが埃について空気中に漂ったものを吸い込んだり、身体についたものが口から入ることで感染することです。
ノロウイルスにかからないためには
・一次感染対策としては
ノロウイルスを保有しやすいカキやアサリなどの二枚貝ですが、他の食中毒より熱に強いウイルスなので生食はできるだけ辞め、しっかり火を通して食べましょう。他のウイルスの場合は通常、75℃で1分中心部を加熱すれば良いのですが、ノロウイルスの場合は85~90℃で90秒間以上加熱しましょう。そうすることによってウイルスが死滅します。
・二次感染対策としては
感染した人の便や嘔吐物を処理する時は、マスクやエプロンを使用し足にもビニールをかぶせるなどして、ウイルスが身体に触れないように注意して汚物は早急に処理しましょう。
処理後は広い範囲に飛び散り、高く舞い上がったウイルスの清掃をすること。
また手洗いを2度行い、うがいをすること。すぐに着替えを行い、着ていた衣服は洗濯すること。
あとは普段から帰宅時や調理時、また飲食する直前、あとトイレの後などこまめに手洗いをするように心がけましょう。
ノロウイルス感染者の対処の仕方
ノロウイルス感染症に効く薬というものは現時点ではありません。また細菌ではなくウイルスのため抗生物質での治療もできません。
ですから嘔吐や下痢、発熱などそれぞれの症状に合った対処療法が望ましいです。
吐き気や嘔吐には吐き気を抑制する薬で、発熱には解熱剤を使うのがよいです。
また下痢に対しては、整腸剤はいいですが、下痢止めは極力使わない事がよいといわれています。それは、下痢は体内にいるウイルスを排出しようとする反応のため、止めないほうが病気の回復が早いからと言われています。
ノロウイルス感染症で特に心配なのは、嘔吐や下痢を起こしたために脱水症状を起こしてしまうことです。
なので経口補水液やスポーツドリンクをこまめに飲み、しっかり水分を補い治まるまで安静にしましょう。
看病する時は、ウイルスが身体に付いたり、ウイルスを含んだ飛沫を吸い込んだりしないようにマスクやエプロンは使い捨てを用意し、足にはビニールでかぶせるなどしてください。
感染者を触った後は石けんでしっかり手を洗いましょう。
胃腸炎を治療中の食事は少量を数回にわけて、飲み物を飲むことが最も重要です。
飲むものは、患者本人が飲めるものであれば、ポカリスエットなど市販のスポーツドリンクでもリンゴジュースでも、何でも構いません。苦手なら無理に経口補水液を飲む必要はありません。
食事は胃腸に優しいおかゆや、うどんからでハンバーグやピザなどのように油分が多く消化に悪い物は避けましょう。
症状に合わせてだんだんと普通の食事に戻して行けば良いです。
またノロウイルスに感染した食材を調理した場合は、調理に使用した道具にウイルスが付着している可能性が考えられるので、使用後はすぐに洗浄して加熱できるものであれば、85℃以上の熱湯で1分間以上の加熱を行ってください。
株式会社TSCのグレプル
そこで今回はより効力を高めたアルコール製剤である、株式会社TSCのグレプルという製品について紹介します。
グレプルはグレープフルーツを使った食品由来の安全性の高いアルコール除菌剤です。食品添加物なので食品にも使えます。
一般のアルコール製剤はアルコールが揮発するとすぐに除菌効果もなくなります。しかしこのグレプルは24時間以上抗菌効果が続きます。
一般のアルコール製剤はノロウイルスには効かないと言われていますが、グレプルは検証でノロウイルス(代替ウイルス)の不活化が確認されています。またコロナウイルスも不活化試験検証で効果が確認されています。よってグレプルは高い効果が期待できます。
ノロウイルスは、下痢や嘔吐の症状がでる感染症ウイルスで、乳幼児から高齢者まで、
多くの年齢層で急性胃腸炎を引き起こします。特に乳幼児や高齢者は重症化しやすいと言われています。
保育園、老人介護施設などで発生した場合、集団発生につながると大変な事になりかねません。そこで日頃よりグレプルのようなアルコール製剤で除菌をすることをオススメします。
グレプルは一般的にはアルコール消毒が効かないとされているノロウイルスには高い効果が期待できます。またインフルエンザや今流行りのコロナウイルスにも効果が期待できます。
これひとつでウイルスから細菌まで幅広い菌に効く優れものです。
グレプルを定期購入されましたら、もしもの場合の共済保険がついています。急な食中毒で施設が営業停止になったとき共済金が支払われます。
また陽性者が発生しましたら、ウイルス軽減の消毒作業を行います。作業完了時には作業内容と作業の様子の写真を添付した報告者(有料)をお送りします。
まとめ
いかがでしたか、今回アルコールはノロウイルスに効果があるのかについて調べた結果
本来アルコールはウイルスには有効だが、ノロウイルスにはあまり効果がない。
ノロウイルスには次亜塩素酸ナトリウムなどの塩素系除菌剤が効くと言われるが、塩素濃度によっては危険性があるので注意が必要。
ノロウイルスに対してより効力を高めたアルコール製剤を使うことがオススメ!
株式会社TSCのアルコール製剤「グレプル」ならウイルスから細菌まで幅広い効き目が期待出来る。
「グレプル」は今流行中のコロナウイルスにも有効である。
今回も最後まで読んで頂きありがとうございました。