それは壁紙に染色してキレイにする方法でクロス染色といいます。
ではそのクロス染色をするメリットとはどういうものか調べてみました。
クロス染色を選ぶメリット
最近は壁紙が古くなったり、汚れたりしたらクロス染色を選ぶ人が多くなってきているそうです。それはメリットが多いからだと思われます。ではどんなメリットがあるのでしょうか?
元々の壁紙の柄や模様はもちろん、手触りもそのままに仕上がる
クロス染色は専用の水性塗料を塗るのですが、とても薄いコーティングなので元の壁紙の細かな凹凸はそのままなので手触りもそのままだし、柄もそのまま残り壁が新品のクロスに張替えたようにキレイになります。
クロス染色は重ねて使える
クロス染色はペンキ塗料のような分厚い塗装膜ではなく、コーティング膜がとても薄いため数年後にクロス染色の上からさらに施工することが出来ます。クロス染色は大体8年~10年ほど持つと言われています。
そして8年~10年後汚れた壁にまたクロス染色が出来ます。薄いコーティングの膜なのでこれを4~5回は繰り返せます。
大型機材の必要なし
壁紙の張替えのように大型の機材を部屋に搬入したり、搬出したりする必要はありません。ですから作業も楽ですし、何よりも静かに作業できます。
夜に施行しても静かだからご近所に迷惑もかけません。
施工料金は張替の半額
壁紙を張替えるのと比べると材料費が安いです。それは新しい壁紙は必要なく専用の水性塗料が必要なだけだからです。道具も大きな機材は必要なく塗料を塗るための専用のハケなどだけです。また施行時間が早いので職人の拘束時間も短く工賃が安く仕上がります。
汚れた部分もキレイに
長年の日焼けあと・油汚れ・子供のいたずら書き・電化製品などの黒ずみ・タバコのヤニ・経年劣化の黄ばみや変色などもすべてキレイになります。
施工時間が早い
壁紙を剥がす必要がなく、今の壁紙にそのまま上から塗れるから短時間で仕上がります。壁紙を張替える時間の2分の1から3分の1の時間ですみます。
廃材はほとんどゼロ
壁紙を剥がしたり張った余分な部分を切ったりしないので廃材はほとんど出ません。ですから廃材を捨てる作業もありません。壁紙の張替えと違ってホコリも立たなければ、施工中の音も気になりません。
防カビ効果、抗菌効果、ニオイを分解
施工中はペンキと違ってアルコールやシンナー等の揮発生の鼻をつくようなイヤな臭いはせず、ほんのりと塗料のニオイがしますが時間が立つにつれて無臭になりますので臭いなどは気になりません。
業者によっては専用のコート剤が抗菌や消臭などの効果があり、部屋のタバコ、ペット、生活臭等をビックリするほど消臭することができるうえ、抗菌効果と抗ウィルス効果があるものもあります。化学物質過敏症の方にも安心していただけるように、ホルムアルデヒドと揮発性有機化合物の発生はゼロとしているところもあります。
多少の穴やキズも再生する
小さな破れやクロスの剥がれなどなら補修も可能です。補修した上に染色しキレイに仕上げます。
部屋のアクセントに
業者によってはアクセント染色というものもやっていて、部屋の壁4面ではなく1面だけを好きな色で染色しアクセントにするのもオシャレです。
まとめ
いかがでしたか?今回クロス染色を選ぶメリットについて調べた結果
クロス染色を選ぶ上でメリットは多くありますが、一言でいうと壁紙を張替えるより施行、時間、価格全てにおいて優れているということが分りました。
そういうことを踏まえてもこれからは壁紙が古く汚れてきたら、張替えよりもクロス染色が増えてくるのは間違いないでしょうね。
今回も最後まで読んで頂きありがとうございました。