その場合は壁紙を張替えてもらう、というのが一般的な考えだと思います。しかし最近では張り替えよりももっといい方法があるらしいのです。
それはクロス染色というらしいのです。
今回はそのクロス染色について調べてみました。
クロス染色とは?
古くなった壁紙、汚れてしまった壁紙などを張替えずに染色することで新品のようにキレイに生まれ変わらせることです。今までなら古くなった壁紙は剥がして、新しい壁紙を張るというのが一般的な考えでした。
ただ壁紙を張替えるとなるとかなり大がかりな仕事になります。
個人宅ならまだしもアパートやマンションの場合は入居者さんのいる状況では無理です。
壁紙の張り替えには大きな機材が必要なのでその搬入にも時間がかかるし、壁紙を剥がすのに時間がかかり、張替えるのにも時間がかかります。ですからアパートやマンションなど人が賃貸で入っている場合は出来ません。
ですから当然前の入居者が退去した後での作業となります。機材を置く場所や剥がした前の壁紙も置く場所が必要ですし、新しく張る壁紙も用意して置いとかなければなりません。
場所がかなり必要なので個人宅の場合でも他の部屋に家具を移動してもらわなければなりません。当然賃貸のアパートやマンションなどでは入居者のいない部屋に家具のない状態で施行しないといけません。
そこで最近は壁紙の張替えでなくクロス染色が増えてきているというのです。
クロス染色というのは壁紙を剥がして張替えるのではなく、今の壁紙そのままに上からコーティング剤を塗るだけですから壁紙を剥がすときに必要な機材も持ち込みませんし、壁紙を剥がしたりしませんので施行も短時間ですみます。
ですから一般家庭なら入居したままマンションだろうと戸建てだろうと施行できます。音もしないから夜だって近所に迷惑をかけないから施行できます。
壁紙を剥がさないので剥がした壁紙の廃材がでません。廃材を置く場所も必要ないので家具を別の部屋に移動させる必要もありません。部屋の中央にちょっと移動させるだけでいいのです。
壁紙を剥がさず元の壁紙の汚れの上から直接塗れ、完全に手作業ですから短時間の作業が可能です。
コート剤を塗った後は乾かすだけです。夏なら30分ぐらい、冬でも1~2時間で乾きます。
材料も水性塗料のコート剤だけです。後は塗るための道具だけです。ですから置く場所も取りませんし、短時間で施工出来ます。新しい壁紙を買う必要もなく時間をかけて業者さんに張替えてもらう必要もないので材料費も工賃も安く上がるのです。
壁紙についた長年の日焼け跡とか、タバコのヤニで色が黄ばんでいるとか、子供がらく書きしてしまったとか、電化製品を置いていたための黒ずみや経年劣化の黄ばみなどいろいろな汚れがあると思いますが、クロス染色なら大丈夫です。
今の汚れた壁紙の上に専用の水性塗料をコーティングするだけで新品のようにキレイに生まれ変わります。多少のキズや破れは補修してから専用の水性塗料を塗りますから大丈夫です。
また、クロス染色は壁だけでなく天井も行うことが出来ます。
まとめ
いかがでしたか?今回はクロス染色について調べてみました。
クロス染色とは最近、壁紙の張替えに取って代わって人気の壁紙再生方法である。
クロス染色は施行方法、施行時間、施行価格どれをとっても壁紙の張替えより優れている。
クロス染色は専用の水性塗料をコーティングするだけで汚れた壁紙を、新品と取り替えたようにキレイになる。
クロス染色は機材も使わなければ廃材も少ししか出ない。
今回も最後まで読んで頂きありがとうございました。