自分で蜂駆除は出来るか?
暖かい季節から暑い季節に変わろうとしている最近ですが、この季節になると蜂が出てきて困りますよね。蜂は春から秋にかけて活動します。そもそも蜂の中で人を刺す蜂はどれくらいいるかといいますと、種類的には3種類なのです。それはスズメバチとアシナガバチとミツバチです。
中でも最も危険なのはスズメバチで、攻撃性が高く強い毒を持っています。外見はオレンジと黒のしま柄です。次いでアシナガバチですが、スズメバチより小さくて細長く足が黄色です。長い後ろ脚を垂らして、フラフラとゆっくり飛びます。攻撃性はあまりありませんが毒は強いです。
ミツバチは小さくて全体的に毛に覆われていて体は丸いです。攻撃性はあまりなくおとなしいです。
蜂に刺されると毒で激しく痛みズキズキしたり、赤く腫れたりします。一度刺されると体の中に抗体ができ、再び刺さたときにアナフィラキシーショックを起こす場合があり、ひどくなると意識障害を起こし、最悪の場合は命を落とすこともあるのでただちに病院に行って治療を受けなければいけません。
蜂は天敵に襲われる危険性がなく天候の影響を受けず、エサが豊富なところならどこでも巣を作ります。もちろん自宅や店舗の軒下に巣を作ることだってあります。巣の近くを通るたびに刺されないか注意しないといけません。
蜂の巣を見つけたらあわててしまって、どうしたら良いか分らなくなることもありますが、蜂が近づいてきても刺激するのは危険です。追い払おうと手を振ると蜂は興奮してしまい、危険を察知し仲間を呼ぶためのフェロモンを出すこともあり、そうすると大勢の蜂が集まってきます。
蜂が近づいてきたら、大きな声を出したり、走ったりせず静かに身を低くしてゆっくりとその場を去りましょう。
そんな怖い蜂ですが今回は自分で蜂駆除が出来るか調べてみました。
自分で蜂駆除
蜂はかなり危険な生き物です。蜂の巣を見つけたらまず自分で駆除するのではなく業者に依頼して駆除してもらいましょう。蜂の巣を見つけられなくても蜂をよく見かけるようになった場合も業者に頼めます。
自治体によっては蜂駆除の助成金をだすところもあります。それでも自分で蜂駆除がしたい場合は、まずその蜂の巣を見て駆除できる蜂かを調べましょう。
蜂がスズメバチやアシナガバチなら危険なので自分で駆除することは諦めましょう。蜂がミツバチで巣が小さい場合は自分で蜂駆除をやっても良いでしょう。
しかし自身で駆除する場合はハチに刺されないために対策は十分にして下さい。必ず防護服は用意してください。興奮したハチは黒色を攻撃しますから黒い髪の毛や目を十分に守るようにしてください。防護服は買うと高いのでレンタルでも良いし、自治体によっては貸し出すところもあります。
その他、頭を守る防蜂ネットや手、足を守るための作業用手袋や長靴が必要です。そして蜂を殺す殺虫剤に、巣を取る長い棒や虫取り網と死んだ蜂と巣を入れるゴミ袋などが必要になってきます。
蜂は日中活発に動き夜になると巣に戻ります。ですから蜂が巣に戻った日没から2〜3時間たった時間が蜂を一網打尽にすることができるので蜂の巣駆除には最適です。ただし夜間は見えにくいので、日中のうちに蜂の巣の場所を正確に把握しておき、懐中電灯も忘れずに持っていく必要があります。
まとめ
今回自分で蜂駆除は出来るか調べてみた結果、スズメバチやアシナガバチは危険だから自分ではやらない方が良いが、ミツバチは巣の大きさや巣のある場所などにより自分で駆除できる場合もある
蜂駆除を自分でやる場合は十分注意して対策も行うこと
蜂駆除を自分で行う場合でも、失敗したら業者に依頼すること
今回も最後まで読んで頂きありがとうございました。