そのエアコンクリーニングですが、ただクリーニングするだけでなくオプションがいろいろあります。
今回はエアコンクリーニングオプションの室外機洗浄と抗菌コートについて調べてみました。
室外機洗浄
私たちが普段エアコンといって使っている部屋の壁に取り付けて、涼しい風や温かい風を出しているのはエアコンの室内機です。そして部屋の外の地面に設置されているのが室外機です。当然エアコンは室内機だけでは用を足しません。室外機もあってエアコンなのです。
室外機は室内機が室内の熱を熱交換器に取り込み、圧縮機で圧縮し冷却ガスにより室外に出し、放熱された風を再び、部屋に送り込んでいます。その繰り返しで室内を涼しくすることが出来るのです。ですから圧縮機に不具合が起きるとエアコンが機能しなくなってしまうのです。
室外機は外に置くことを考えて設計されているので、洗浄などの手入れは普段は必要ではありません。しかしきちんと動くように室外機のまわりの環境は整えておく必要があります。
室外機の吹出口や吸込口辺りに物を置くと空気の循環がうまくできず、熱交換器の放熱や蓄熱の効率が下がってしまうので注意しましょう。またホコリや雨などで汚れやすくなり、それが原因で目詰まりを起こし故障しやすくなるので、定期的に掃除することが大切です。
室外機本体の汚れやホコリは、ほうきで落とすか、雑巾などで水拭きしましょう。室外機と壁の間は枯葉やゴミが溜まりやすいので、ほうきで掃き掃除しましょう。
ドレンホースの内にゴミが詰まり、エアコン内部に水漏れを起こすことがあるため、ドレンホース内を確認して、ゴミが溜まっていたら取り出しましょう。
室外機の内部にゴミや汚れがあると故障の原因になりますが、内部の掃除は専門の知識と技術が必要ですから内部のクリーニングは業者に依頼しましょう。室外機のエアコンクリーニングは室内機をエアコンクリーニング依頼した際にオプションとして依頼できます。
抗菌コート
抗菌コートとはエアコン内部をクリーニングした後に特殊な液状のコーティング剤を、熱交換器や吹き出し口の表面に噴霧か塗布してから乾燥させることで、カビを抑制することを目的としたコーティング剤のことです。カビを抑制するといっても抗菌コート剤は防カビ剤ではありません。微生物の繁殖を抑制する効果のコーティング剤です。
微生物が繁殖し一度カビが発生してしまうと、エアコンを使うたびに室内にカビ菌がまき散らされる恐れがあります。それ吸い込んでしまうと外因性アレルギー性肺胞炎・アレルギー性鼻炎・呼吸器系疾患・夏型過敏性肺炎などの病気やアレルギーなどの原因になることもあります。
エアコンは空気を循環させるので直接の防カビ剤でコートしてしまうと、空気中に舞っている防カビ剤を吸い込む恐れがありますので、カビの抑制を目的といえカビの繁殖の元となる細菌である微生物の繁殖を抑える薬剤です。
まとめ
いかがでしたか?今回エアコンクリーニングオプションの室外機洗浄と抗菌コートについて調べた結果
室外機はエアコンにとって重要な役目を担っているので、長くキレイで快適に使用するために、室内機共々定期的にエアコンクリーニングを依頼したいですね。
抗菌コートは微生物が繁殖しカビが発生するのを抑制してくれるので、病気やアレルギーなどを防いでくれます。
エアコンクリーニングのオプションはいろいろありますので、自分に合ったオプションでエアコンを上手に使いましょう。
今回も最後まで読んで頂きありがとうございました。