普段の本体外側の拭き掃除やフィルターの掃除のほか、自分でやれない内部の掃除は数年に1度は業者にエアコンクリーニングを依頼してますよね。
そのエアコンクリーニングですが、ただクリーニングするだけでなくオプションがいろいろあります。
今回はエアコンクリーニングオプションのドレンホース防虫キャップ取付・エコ洗浄について調べてみました。
ドレンホース防虫キャップ取付
ドレンホースとは、エアコンの冷房や除湿の温度調節の際に生じた結露水が、ドレンパンに溜まりそれを室外に排水するためのホースで、ドレンパンからつながり外へ伸びているホースです。室外機のそばで、水が流れ出ているものです。エアコンを使用しているうちドレンホースが詰まることがあります。その主な原因はドレンホースの先が水に浸かっていたり、排水しにくい角度に曲がっていたり、ドレンホースの途中がねじれていたり、外からホコリやゴミが入り詰まっているなどです。
ドレンホースが水に浸かっている時は移動させて、排水しにくい角度に曲がっている場合は真っ直ぐにしましょう。ホコリやゴミなどが入り込んで詰まった時は、古い歯ブラシなどで排水口近くをキレイにしましょう、それでもよくならなければ本格的な掃除をしましょう。
ドレンホースの詰まりを放置すると室内機から水漏れし、部屋の中に水滴がポタポタと漏れてきてしまうことがあります。また室内機の中に水が溜まれば湿度やホコリなどで、内部にカビが生える原因となるおそれがあります。
またそのままにしていればホコリやゴミ以外にゴキブリなどの虫が入り込んで詰まることもあります。害虫が入り込むのもドレンホースが詰まってしまうおそれがあるので、掃除後はキャップで防虫対策を行うのがよいです。
防虫キャップはドレンホースの先端に取り付けて外からの害虫の侵入や、土やホコリやゴミなどが入り込むのを防ぐためのものです。
エコ洗浄
エコ洗浄というものに明確な定義はなく、人の身体や環境に配慮された洗浄剤を使ったエアコンクリーニングのことをいいます。一般的なエアコンクリーニングで使われる洗剤は界面活性剤・水酸化ナトリウム・水酸化カリウムなどの特長があります。界面活性剤は、ほとんどの洗剤に使用されています。
水酸化ナトリウムは通称「苛性ソーダ」といい、強アルカリ性の成分でエアコンのカビや油汚れなどに非常に効果的で、エアコンクリーニング洗剤の成分として代表です。
水酸化カリウムは「苛性カリ」と呼ばれ、苛性ソーダよりもさらに強力です。
といった具合にエアコンクリーニングの洗剤はかなり強力なものを使っています。ですから頻繁に一般的なエアコンクリーニングを続けているとエアコン内部の素材を傷めるおそれがありますので、そういう場合は内部をコーティングするなどのオプションもあります。
それに比べてエコ洗剤は天然成分由来の成分が多く使われていて、環境にも優しく人間にも害が少ないので赤ちゃんやペットがいる家庭でも安心です。
エアコンの樹脂やアルミフィンなどの素材に対してほぼ無害なので、エアコン内部が傷みにくいです。
しかしその分洗浄効果は若干弱めなので、早いサイクルで次のエアコンクリーニングが必要にはなります。でも身体に害が少ないのは嬉しいですよね。
まとめ
いかがでしたか?今回エアコンクリーニングオプション、ドレンホース防虫キャップ取付・エコ洗浄について調べた結果
ドレンホースには防虫キャップを取付たほうが、害虫の侵入や土やホコリなどが入り込むのを防ぐ
エコ洗浄は環境や人体に配慮されている洗浄剤を使用している
今回も最後まで読んで頂きありがとうございました。