5月ももうすぐ終わりますが、日々暑くなってきましたね。このままではすぐにエアコンのお世話になるでしょうし、夏場のエアコンのフル稼働を考えたら電気代が心配ですよね。
働いても給料が上がるわけではないのに、物価ばかりが上がり、ここ数年の光熱費にはほんと悩まされます。
だからといって値上げが中止になるわけじゃなし、それなら事前に知って少しは節約を考えた方が良いですね。
そこで今回、電気料金の値上げはいつということについて調べてみました。
電気料金の値上げはいつ
また電気料金が値上げすると言うのですが、では電気代はそもそもいつごろから値上がりしてきたのでしょうか?
2022年には世間でも電気代の値上げが騒がれ、多くのメディアも電気代の値上げを報じましたよね。しかし実は電気代は2022年からではなく、2021年からすでに高くなっていたのです。
2022年の3月には2021年からの1年でおよそ2000円も高くなっていたのです。この電気代なのですが、まだ今年も値上がりするらしいのです。
ではそれはいつなのでしょうか?
2016年から電力が自由化されて電気料金には、「規制料金」といわれる元からある従来の電力会社の料金と、「自由料金」といわれる新たに参入した電力会社の料金があります。
従来の電力会社の料金には上限が設けられていて、値上げには国の許可というものが必要になります。それに対し自由料金は電力会社の決断で値上げが出来る電気料金で、国の許可と言うものは必要ありません。
今回上がるといわれてる電気料金は、元からある従来の電力会社の電気料金で、この値上げは6月からだと言われています。
現時点では、一般の家庭電気料金は新しい電力会社より従来の電力会社の契約者の方が多い流れにあります。
今回値上げされる規制料金は従来の電力会社7社になります。その電力会社とは東北電力・北陸電力・四国電力・中国電力・沖縄電力・東京電力・北海道電力・東京電力です。
そのうち東北電力・北陸電力・中国電力・四国電力・沖縄電力の5社は4月に値上げをしたいということで、北海道電力と東京電力の2社が6月に値上げをしたいということで国に申請を行いました。残りの中部電力・関西電力・九州電力の3社は当面申請の予定はありません。
電力会社5社は4月に値上げ予定だったのですが、新価格の調整に思った以上時間がかかり、結局値上げは6月ころの見通しです。
この4月に値上がりする予定だった規制料金の電気代がなかなか上がらないのは、従来の電力会社が国に値上げの申請を行った時と比べ、燃料価格などが低下していて、国が申請を行った電力会社に、値上げの幅を縮小するように命じたからです。
だから4月値上げのはずだった5社の電力会社は、新しい価格の調整に時間がかかり、実質6月ころの値上げに先送りになっているのです。
ですから今回の値上げは6月で、始め6月の値上げ予定だった北海道電力・東京電力の2社と、4月の予定が6月になった、東北電力・中国電力・北陸電力・四国電力・沖縄電力の5社が6月に値上げ予定です。
値上げの概算は14%~42%とかなりの幅がありますが、各電力会社の値上がりする前の電気料金が違っていて、どこの電力会社が値上げで高くなったかは、一概には言えません。
まとめ
いかがでしたか?
今回電気料金の値上げはいつということについて調べた結果
今回の値上げ対象の電気料金は規制料金で、元々ある従来の電力会社7社によるものである。
値上げの概算は各電力会社によって違いがありますが、値上がり前の電気料金が違うのでどこが高くなったかは、概算だけでは言えない。
ということが分かりました。
今回も最後まで読んで頂きありがとうございました。