蜂駆除を市役所に頼める?
毎年暖かくなると蜂の季節になりますね。蜂は春から秋にかけて活発に活動します。これから夏にかけてますます見かけることも多くなると思います。私たちが見かける蜂は大体、スズメバチ、アシナガバチ、ミツバチの3種類です。
中でも一番大きなスズメバチは6~7月にかけて巣を作ります。初めは徳利を逆さまにしたような形ですが段々と大きくなり、9~10月頃はバレーボールのような形になります。
軒下や屋根裏、樹木、換気口、壁の内部に巣を作ります。
アシナガバチはスズメバチより性格はおとなしく、巣を刺激しない限り攻撃はしてきません。巣は灰色でシャワーヘッドのような形をしていて、植え込みや軒下、ベランダなどに作られます。4~10月に活動します。
ミツバチは蜜を集めたり、花粉を運んだりします。体は毛で覆われていて一年中活動をしています。巣は軒下や屋根裏に作られます。
そんな蜂に刺されたら大変ですよね、そこで蜂の巣を見かけたら早めに駆除したいものです。
今回はその蜂駆除を市役所に頼めるか調べて見ました。
蜂駆除を市役所に頼めるか
蜂駆除は市役所ではやってくれないケースが多いです。ただまれに市役所に相談すれば駆除をやってくれるところがあって、兵庫県神戸市は「神戸市ハチ相談ダイヤル」に電話をかけ、蜂がスズメバチやミツバチで危険だと判断されたら無料で駆除をおこなってくれます。ただ蜂駆除はやってくれませんが、対処法について無料相談をやっている市役所は多くあります
神奈川県横浜市は「福祉保健センター生活衛生課」でスズメバチ・アシナガバチの相談を無料でやっています。
千葉県市川市は蜂駆除の相談を「まちの相談直行便」で受けつけており、自宅の周りだけでなく公園や街中で蜂の巣を見つけた場合の相談も出来ます。
自分で蜂駆除をするのは危険なので十分注意が必要ですが、駆除用の防護服を貸してくれる市役所もあります。
東京都小金井市は環境係に電話予約すると、防護服と殺虫剤を無料で貸してもらえます。
また市役所によって蜂駆除の費用を一部補助してくれるところもあります。ただし補助金をもらうには市役所によって異なりますが、駆除前後の写真や蜂駆除代金の領収書、本人確認書類、申請書などが必要になります。
茨城県水戸市はスズメバチに限り、蜂駆除を業者に依頼した費用の半額を限度額1万円で負担。
神奈川県綾瀬市はスズメバチに限り、蜂駆除を業者に依頼した費用の半額を限度額1万円で負担。
埼玉県鴻巣市はスズメバチかアシナガバチの蜂駆除を、業者に依頼した費用の3分の1を限度額1万円で負担。
また賃貸の場合は管理会社が駆除してくれる場合もあるので、まずは管理会社に連絡をしてみましょう。
しかし蜂駆除を市役所がやってくれないからと言って、自分でやるのは危険です。特にスズメバチに関しては業者に依頼した方が絶対に安心です。
もし自分で蜂駆除をするとしたら、比較的攻撃性の少ないおとなしいミツバチの場合にしましょう。そして自分で蜂駆除をやるときは防護服を用意しましょう。買うと高いので市や区役所などで貸し出しているところもあるので、確かめましょう。
もし貸し出しているところがなかったら、レンタルショップでレンタルしましょう。
まとめ
いかがでしたか?今回蜂駆除を市役所に頼めるかを調べた結果
蜂駆除はほとんどの市役所がやっていないが、ただまれに市役所に相談すれば駆除をやってくれるところがある
自治体によっては蜂駆除の費用を一部補助してくれる市がある
自治体によっては駆除用の防護服や殺虫剤を貸してくれる市もある
蜂駆除は市役所には頼めないからと言って自分でやるのではなく、業者に依頼しましょう
今回も最後まで読んで頂きありがとうございました。