業務効率化とは、業務における無理・無駄・ムラを取り除き、効率的に業務を行えるようにするための取り組みのことで、業務効率化により業務にかかる時間やコスト、などを削減でき、企業の利益を増大させられます。
そこで今回、清掃の業務効率化を上げるにはということについて調べてみました。
清掃の業務効率化を上げるには
清掃業者は清掃のプロですから床に付いた汚れや、普段手入れをしないためにホコリが溜まった場所なども、キレイにしてくれます。
一般的な清掃ならば1時間ぐらいで終了しますが、年に1回だけ大掃除だけの依頼だと1時間では終わりません。
業者さんに依頼する会社としては、従業員が出社する前の時間帯に清掃業者に入ってもらいたい所は多々あります。それは業務中に社員の側で作業して欲しくないですもんね。逆に会社の業務終了後に清掃依頼する会社もあります。清掃業者は多少の時間の融通はききます。
清掃の作業効率を上げるためには、清掃業者さんはプロですから素人より作業効率が良く早く終わりますが、場合により作業効率が下がることがあります。
それは清掃場所が従業員のモノで散らかっていることです。床に社員の私物が置いてあったり、棚の上に資料が散らばっていたり、あちこちにモノが置いてあると清掃業者さんも作業がしにくく、気を遣って清掃をしなければなりません。
万が一、従業員の私物が紛失したり、壊れたりしたら、お互いにイヤな気持ちになりますよね。依頼者側であっても、どんな環境でもキレイにして欲しいと頼むのではなく、最低限の片付けをしておくのがマナーです。
清掃業者さんが清掃に取り掛かりやすいように整理整頓が出来ていれば、作業効率は上がりますし、また時間は短縮できます。
また、整理整頓が良く出来ていると、汚れもキレイに落とすことができます。せっかくお金を出しているのに、ものが散らかっているために隅々までキレイにならなければ無駄にコストをかけているということになります。
基本的に、清掃業者は汚れやホコリなどをキレイにすることが業務で、社員の私物やオフィス内のモノを整理整頓することはありません。清掃業者の作業がスムーズに進むように依頼する側も工夫してみるのがいいと思います。
日常清掃を請け負っている会社にもよるのですが、ものすごく気を使うところもあります。もう30年ほど前の話ですが、私は以前勤務していた清掃会社で駅ビルの清掃をしていました。各フロアの店舗の前の共用廊下の部分とトイレを清掃するのですが、その駅ビルの1階に某都市銀行がありまして、その銀行は店舗営業が始まる前に清掃をしないといけなかったのですが、それはそれは気を使っていました。
基本机の上にある物は触らないでと言われていたのですが、ゴミ箱の中にもたまに重要な物が間違って捨てられているときがあります。ゴミ箱のゴミは処理していいとはなっていましたが、絶対に間違って重要な書類・メモ・紙切れなど捨ててはいけませんでした。机の周りが汚い人は分りにくいのです。ゴミとして捨ててるのか、床に落ちているだけなのか・・・。
気を使うので銀行だけはもうイヤだと思いました。自分の席の人がほんの少し整頓してくれるだけで清掃もしやすいのです。
まとめ
いかがでしたか?
今回清掃の業務効率化を上げるにはにということについて調べた結果
業者さんに依頼する会社は、社員の私物やオフィス内のモノを整理整頓しておくと、清掃の業務効率化が上がる。
業者さんに依頼する会社は、清掃がスムーズに進むように工夫してみるのがよい。
ということが分かりました。
今回も最後まで読んで頂きありがとうございました。