まだ3月前だというのに今日も3月下旬の陽気で、いよいよ春ですね。春は卒業式シーズンと同時に入学式シーズンでもあります。ということは引越しのシーズンでもあります。
今まで住み慣れた実家から離れて一人暮らしを始める人もいるでしょうし、数年間お世話になった寮や下宿とお別れの人もいるでしょう。
そんな中、学生生活も部屋を借りて一人暮らしをしていた人や、転勤のため今までの住まいから引越す人など、新しい部屋に入る前にやらなければいけないことがありますね。
そうです、今までの住まいの引越し前の退去時ハウスクリーニングです。
引越し前の退去時ハウスクリーニングって? と思ってる人もいるでしょう。
そこで今回、引越し前に必要な退去時のハウスクリーニングについて調べてみました。
引越し前に必要な退去時のハウスクリーニング
引越し前に必要な退去時のハウスクリーニングは、入居する前の状態に原状回復することで入居者には義務があります。ではそれはどこまででしょうか?
畳やクロスの色落ちは普通に使用している中で発生する消耗、いわゆる経年劣化と見られるので原状回復にかかる費用は入居者は払わなくてもいいです。ただ入居者が付けてしまった傷や汚れは、入居者が負担する費用となることがあります。
キッチンなどの少しの油汚れやカビも普通に使用した消耗にあたりますが、当てはまらない場合もあります。油汚れやカビを長らく放置していたため、こびりついて落とすのが大変な状態になってしまっていると、費用の負担をしなければならない場合もあります。
ですから普段から油汚れやカビ汚れはキレイに掃除しておきましょう。 お風呂場や洗面所といった水回りのカビや水あか汚れもきちんと掃除しておくことで、費用の負担を減らすこともできます。
一般的に大家さんと入居者どちらが引越し前の退去時ハウスクリーニングの負担をするかといいますと、フローリングの日焼け・色落ち、家具の設置による床のへこみ、台所の油汚れ、ガスコンロ、換気扇の油汚れ、風呂、トイレ、洗面所の水垢・カビ、壁等の画鋲の穴、備え付けのエアコンの洗浄、台所やトイレの消毒は大家さんの負担。
食べ物や飲み物のシミやカビ、結露を放置したシミやカビ、冷蔵庫下のサビ跡、落書き等の汚れ、タバコ等のヤニ、ペットによる傷や匂い(ペット可能住宅)は入居者の負担となっています。
しかし不動産屋によってはエアコンのフィルターがホコリで汚れていたら入居者に負担がある場合やガスコンロ、換気扇の油汚れが酷くても入居者負担になったりします。
不動産屋が主にチェックする場所は壁(クロス)ではタバコのヤニ、気をつけていれば回避できた汚れ、キズやペットによる汚れや臭いなど。 フローリングでは引っ越しの際に家具を移動しできたキズ、イスやキャスター付きの家具を移動してできたキズなど。 カーペットや畳では食べ物や飲み物等のシミや汚れなど。 その他にもエアコンや照明器具や換気扇では経年劣化以外の破損、故障、エアコンのフィルターのホコリや換気扇の油汚れなど。 水回りでは水垢や鏡のウロコや浴室のカビなど。キッチン周りでは油汚れなどです。
まとめ
いかがでしたか?
今回、引越し前に必要な退去時のハウスクリーニングについて調べた結果
引越し前に必要な退去時のハウスクリーニングは、入居者の義務である。 入居者が行わなければならないハウスクリーニングの場所は決まっている。
ただし本来入居者が行わない場所も、経年劣化以外の汚れやキズを付けた場合は入居者負担になる。
ということが分かりました。
今回も最後まで読んで頂きありがとうございました。