
清掃と一口に言ってもいろいろな物があります。日常清掃や定期清掃、巡回清掃やスポット清掃などです。
企業に勤務していても、店舗に勤務していても日常清掃は毎日や週1で清掃会社の人が清掃しに来てくれますし、数ヶ月に1回は普段しないところや汚れの酷いところを定期清掃に来てくれますよね。床のワックスがけとかがそうですね、古いワックスをポリッシャー洗浄などでキレイに剥がし取り新しいワックスを塗るやつです。
では巡回清掃はどうでしょうか? 私は以前清掃会社に勤務していたのですが、日常清掃と定期清掃はやっていましたが、巡回清掃はあまり聞き馴染がありませんでした。
巡回清掃とは清掃業者が週1〜月1回などの頻度で施設を巡回し、共用部分などを清掃する業務のことで、マンション・オフィスビル・病院・商業施設などの共用廊下・階段・エントランス・ゴミ置き場・トイレなどを清掃するものです。
言われてみると、数年前にマンションの巡回清掃を請け負っていたことがあります。共用部やエントランスを掃いたり、部屋のインターホーン周りを拭いたり、階段の手すりなどを拭き掃除したり、マンション外周を掃いたり、洗って水を流したりしていました。
ではそんな清掃をするのに何か特別な資格は必要なのでしょうか?
そこで今回「巡回清掃に必須の資格」について調べてみました。
巡回清掃に必須の資格
巡回清掃に従事するために「絶対に必要な資格」は法律上定められていません。ただ、業務内容や施設の種類によっては、資格を持っていると有利になったり、現場責任者としての役割を担えるようになります。
巡回清掃に必須の資格は、基本的にはありませんが、国家資格である「ビルクリーニング技能士」「建築物環境衛生管理技術者(ビル管理士)」「清掃作業監督者」などがあると、専門性やキャリアアップにつながります。また、日常清掃協会が認定する「巡回清掃士」という民間資格もあります。
巡回清掃で役立つ主な資格
ビルクリーニング技能士とは、ビル清掃の高度な技能を持つことを証明する国家資格です。1級を取得すると現場責任者としての働きもできます。
建築物環境衛生管理技術者(ビル管理士)とは、特定建築物の環境衛生管理に関する国家資格で、管理業務を担当します。
清掃作業監督者とは、清掃作業を指揮・管理する現場責任者のための国家資格です。ビルクリーニング技能士1級または建築物環境衛生管理技術者の資格保有者が挑戦できる資格です。
巡回清掃士(民間資格)とは、日常清掃協会が認定する民間資格で、賃貸住宅の共用部清掃・管理に特化した専門性を示すものです。
資格取得のメリットとしては、専門知識や技術が向上することで清掃の専門知識や技術が身につきます。
信頼性が向上することで、国家資格や認定資格は、専門性を証明し、顧客からの信頼を得やすくなります。
キャリアアップすることで、現場責任者として責任のある仕事に就いたり、昇給・昇進の機会が広がったりします。
モチベーションが向上することで、資格取得によって、清掃の仕事に対する意欲を高めることができます。
まとめ
いかがでしたか?
今回、巡回清掃に必須の資格について調べた結果
巡回清掃に従事するために「絶対に必要な資格」は法律上定められていません。
ただ、業務内容や施設の種類によっては、資格を持っていると有利になったり、現場責任者としての役割を担えるようになります。
国家資格である「ビルクリーニング技能士」「建築物環境衛生管理技術者(ビル管理士)」「清掃作業監督者」などがあると、専門性やキャリアアップにつながります。
ということが分りました。
今回も最後まで読んで頂きありがとうございました。
