外エンボス手袋というのはゴム手袋やプラスチック手袋とは違う素材の手袋？と思われたかも知れませんが、そうではありません。
外エンボスというのは外側にエンボス加工を施したと言う意味です。ですから外エンボス手袋というのはゴムやプラスチックとは違った素材の手袋と言うことではなく、手袋の外側にエンボス加工を施し凸凹をつけ機能的にしたと言うことです。
ではそのエンボス加工というのはどの手袋にも施されているのでしょうか？いえそうではありません。エンボス加工とは表面に凸凹をつけることですから、そう簡単に何にでも出来る加工ではありません。
ではその加工がされている手袋はと言いますと、それはプラスチック手袋のポリエチレン手袋です。
ポリエチレン手袋は安価で、また加工もしやすいということで、エンボス加工が施されています。ではそのエンボス加工を施された外エンボス手袋というのはエンボス加工されていない普通のポリエチレン手袋と比べてどう違うのでしょうか？
そこで今回、外エンボス手袋のメリット・デメリットについて調べてみました。
外エンボス手袋のメリット・デメリット
メリット
外エンボス手袋は、エンボス加工を外側にしているので、エンボス加工をしていないポリエチレン手袋よりスベリもよくなりご飯粒などが着きにくくなります。よって食料品を扱う現場で弁当などにご飯を入れる際や、おにぎりをにぎる際にご飯粒が手袋に着きにくくなり、作業をする時多少時間が短くすみます。また手袋にご飯粒が着いてしまって商品にならないというロスが減ります。
元々ポリエチレン手袋自体が着脱がしやすいものではありますが、外エンボス加工をすることによってスベリがよいので、無駄なご飯粒や食品が手袋にあまり着いていないので、沢山の食品が着いた手袋より、着脱がスムーズで頻繁に手袋を取り替える現場では多少時間の短縮につながりますし、ゴミも減ります。手袋に着いた食品はロストして手袋を取り替える際に手袋に着いたままゴミとしてゴミ箱に捨てられますので、どうしてもその分のゴミが増えるというわけです。
デメリット
外にエンボス加工をすることによってエンボス加工を施してない物と比べてのデメリットは作業においてはないのですが、何も施してないポリエチレン手袋よりは価格が上がります。コスト削減を考えるとエンボス加工されていない、ただのポリエチレン手袋で充分ともいえますが、時は金なりではないですが作業効率が上がり時間短縮になり、ロスが減りゴミが減るという点からしたらエンボス加工されていないただの手袋がコスト削減になるか、ということは難しくなってきますね。
今回、外エンボス手袋について調べましたが、エンボス手袋には外エンボス手袋以外内エンボス手袋、内外エンボス手袋、片エンボス手袋などがあります。
ただの普通の手袋に比べて、それらの手袋にもメリットやデメリットがあります。がそれはまたの機会に。
まとめ
いかがでしたか？今回、外エンボス手袋のメリット・デメリットについて調べた結果
メリットは外エンボス手袋は外側にエンボス加工を施すことにより、何もしないポリエチレン手袋より作業効率がよくなる。
デメリットは外エンボス手袋は外側にエンボス加工を施すことにより、ただの普通ポリエチレンの手袋より価格が高くなる。
ということが分りました。
今回も最後まで読んで頂きありがとうございました。
