グリストラップ清掃は自分でやるか?業者に依頼するか?

グリストラップとは飲食店などの施設に備え付けられている油脂分離阻集器のことですが、定期的に清掃を行わないと不衛生な環境を作り出しさまざまな弊害をもたらします。

そのため、定期的に清掃をおこなう必要があります。

ではどんな弊害が出るかというと、グリストラップに油脂等が溜まりすぎると分離機能が低下し処理ができなくなり、詰まります。それにグリストラップに溜まった油脂・残飯・ゴミなどを放置すると、腐敗して雑菌が繁殖し悪臭の原因になります。

ということは厨房から臭いが漏れ、働く従業員は不快だし店舗・施設にも影響を及ぼし、お客様にも不快な思いをさせ評価も下がりかねませんし、衛生的にも良くありません。

またグリストラップに残飯などが溜まると、それを食するために、ネズミ・ゴキブリ・蝿などの害虫が発生します。

定期的に清掃をし、グリストラップを清潔にしておくことが害虫の発生を防ぐことになります。

もともとグリストラップは構造上汚れがたまりやすくなっているので、常に清掃を心がけ、清潔に保つ必要があるのです。

そのグリストラップ清掃は1槽目のバスケットに溜まる残飯や野菜クズ等の生ゴミは毎日、2槽目の水と分離して溜まった油脂分は週に1回、1槽目のバスケットの下から全体的にグリストラップの底に溜まった沈殿物は月に1回、トラップ管の清掃は2~3ヶ月に1回清掃するのが望ましいとされています。

このようにグリストラップの定期的な清掃の必要性は分ったと思いますが、それではその清掃は自分でやるか?業者に依頼するか?ということについて調べてみました。

グリストラップ清掃は自分でやるか?業者に依頼するか?

1槽目に溜まった残飯や野菜クズ等の生ゴミは毎日なので自分でやるのが妥当です。出来るなら2槽目に溜まった油脂も週に1回なので自分で処理したいですね。底に溜まった沈殿物は月に1回ですが自分で出来る人はやってもいいですが、大変と思ったなら業者に依頼してもいいと思います。トラップカンの清掃はほかの部分と比較すると汚れがそこまで溜まる部分ではありません2~3ヶ月に1回なので自分でやってもいいかもしれません。

ただグリストラップの清掃を自力でやるとなると業務中の清掃作業で、従業員に時間と労力の負担をかけることにもなりますし、知識がなく作業してグリストラップの機能を低下させる恐れもあります。

というふうにグリストラップ清掃はなかなか大変なので業者に依頼する方がいいと思われます。

もちろんですからといって自力で何もやらなくて良いということではありません。1槽目のバスケットに溜まる残飯や野菜クズ等の生ゴミは毎日、2槽目の水と分離して溜まった油脂分は週に1回は清掃しなくてはなりません。出来るならここまでは自力でやりたいものです。月1の沈殿物の除去まで出来る施設は自力でやっていいと思います。

ただしどうしても自力ではバスケット内の目詰まり、隅のカス汚れ、ヌメリけのある沈殿物除去などが厳しく、業者なら排水管内の清掃まで行い、落としきれない汚れを隅々までキレイにします。

まとめ

いかがでしたか?

今回グリストラップ清掃は自分でやるか?業者に依頼するか?について調べた結果

グリストラップ清掃はなかなか大変なので業者に依頼する方がいいと思われます。しかし全てを業者依頼ではなく、毎日の1槽目の野菜クズ等の生ゴミ処理と週1の2槽目の油脂の処理は自力で出来ると思います。

月1の底に溜まった沈殿物は自力でやれる施設は自力で、自力は大変という施設は業者に依頼するといいと思います。

グリストラップ清掃は自力でやれるところはやりながら、上手に業者に依頼してキレイで衛生的を維持して欲しいものですね。

今回も最後まで読んで頂きありがとうございました。
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