カビは湿気の多い梅雨のシーズンに発生するイメージがありますが、決して梅雨のシーズンだけがカビの発生時期ではありません。というのもカビの発生には湿度の他にも温度と栄養源が必要になってくるからです。
湿度や温度が高くても、いつもキレイに清潔であってホコリもゴミもなく、食べ物かすもない、いわゆるカビの栄養源がないとカビは発生しづらくなります。
ではカビはどういう条件の下に発生し、それを防ぐにはどうしたらいいのでしょうか?
そもそもカビについては文部科学省が出した、カビ対策マニュアルと言うものがあるのだそうです。
そこで今回、その「カビ対策マニュアル」について調べてみました。
カビ対策マニュアル
カビ対策マニュアルとは文部科学省が出しているものです。そもそも何故文部科学省がカビ対策マニュアルを出しているかと言いますと、色々な資料を保存し保管するべき博物館や図書館において、夏季に高温多湿の日々が続く日本ではカビ対策は大きな課題で多くの博物館や図書館等は対策に頭を悩ませていたからでした。
カビ対策マニュアルは平成20年10月28日に文部科学省大臣官房政策課で「カビ対策マニュアル」作成協力者会議によって作成されました。
内容は基礎編でカビについて詳しく説明があり、実践編ではカビが発生しないようにすることの内容になっています。
ではカビはどういったものかと簡単に言いますと、カビは微生物であり真菌類でもあり、衣食住や工業製品のほとんどを栄養源として繁殖します。
近年、博物館や図書館等では、問題が発生してから対処するのではなく、被害がおきないために何をしたらいいのかという予防認識が高まっています。
カビも発生しない環境づくりが、予防の基礎となると考えられています。カビを発生させない環境とは、ホコリをためたり汚したりしないことがこれにあたります。そのためには定期的に清掃をすることで、室内をキレイに保つことはいうまでもないですが、外部から汚れが入るのを防ぐ必要もあり、それは空気清浄機や掃除機などでゴミやホコリをキレイにするということでもあります。
カビの発生しない環境づくりは温度と湿度にも注意が必要です。カビ対策マニュアルではしっかり記録を取って良い状態に保とうと記載されています。もともとカビ対策マニュアルは博物館や図書館等のカビ対策についてですから、これを一般家庭でやる場合は記録を取ってまでは必要ありませんが、湿度と温度管理は充分行わなければすぐにカビが発生してしまいます。
また空気を滞留させない必要があると言うことです。
カビ対策マニュアルは博物館や図書館等においてのマニュアルですが、ほとんどのことが一般の家庭にも言えることと思います。
カビ対策は、栄養源・湿度・温度の条件をいかに満たさせないかと言うことだと思います。カビが生えてから掃除するより、カビ対策で生えないようにすることが大事だと思います。それでもカビが生えたら掃除しましょう。
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まとめ
いかがでしたか?
今回カビ対策マニュアルについて調べた結果
カビ対策マニュアルは平成20年10月28日に文部科学省大臣官房政策課によって作成された。 カビ対策マニュアルは博物館や図書館のために作成された物だが、一般の家庭でも同じ事が言える。
ということが分かりました。
今回も最後まで読んで頂きありがとうございました。