時は2月、まだまだ寒い冬が続きます。自宅では私たちを暖めようと、暖房器具が活動してくれていますよね。暖房器具はエアコンですか?
エアコンの暖房代って正直高いです。ちょっとでも電気代を安くするべく、どちらの家庭でもあれこれと工夫されていると思います。うちも主な暖房器具はガスファンヒーターです。ほかにも電気カーペットや電気を使わない暖のひざ掛けやら湯たんぽやら色々工夫しています。
ところでエアコンと言えば暖房だけではありません。と言うよりむしろ冷房で使っている人も多いのではないでしょうか?
暖房はほかにもファンヒーターやカーペット、こたつなどあり工夫も色々と出来ますが、夏の冷房に限っては扇風機で過ごしていらっしゃる人はそう多くはないと思います。だってあの暑さは冷房なしでは乗り切れません。
もちろんエアコンは冷房にしても電気代は高いです。ですから扇風機やサーキュレーターを一緒に使うとか、いろいろ節約はみなさん考えてらっしゃるでしょうが、主な冷房器具がエアコンになってしまうんですよね。
ところでエアコンて寒い時は暖房だけで、あとは温度調節だけですが、暑さに関しては冷房のほかに除湿がありますよね。暑いと言うより湿気でジメジメした時に快適にするためのものです。
ではエアコン機能で夏に利用する冷房と除湿って電気代はどうなんでしょうか?
そこで今回、エアコン電気代、冷房と除湿のどちらが安いかについて調べてみました。
エアコン電気代、冷房と除湿のどちらが安い?
除湿って基本冷房と同じ仕組みなんです。というのは室内の暑い空気を室内機で取り込み、その空気を室内機の中の冷媒が冷やして水分を結露させ、室外に出します。このとき、冷媒が冷やした空気を室内に出して部屋の温度を下げるのが冷房で、水分を追い出して湿度を下げるのが除湿です。
冷房は設定された室温になるまで冷えるように運転しますが、除湿は湿度が設定した値になるまで冷房の弱運転を行うのです。ですから冷房機能を利用せず除湿機能を利用していても、少し涼しくなるのです。
ただ冷房の設定温度が室内温度とあまり差がなくて、弱冷房ぐらいでいい場合は、除湿機能を利用しようと、弱冷房と同じ働きで除湿しますので、稼働エネルギーは変わらないと思います。
じゃあ冷房も除湿も電気代変わらないじゃないと思われるかも知れませんが、これはあくまでも室温があまり高くなくて湿気だけを取りたいぐらいの時に使う除湿が弱冷房ぐらいの電気代ということであって、ちょっと暑くなって冷房を使う日は、弱冷房なんてないです。強冷房なんて普通に使います。
ですから湿気を取りたいだけの除湿は普通に冷房を使うより電気代は安いです。
ただ梅雨の時期で肌寒いとき、除湿だけしたくて室温が下がるのがイヤな人の場合は弱冷房タイプの除湿ではなくて、再熱タイプの除湿があります。
再熱タイプの除湿は一度弱冷房で温度を下げた空気を、さらにいい温度に暖め直して戻すので、湿度だけが取り除かれ部屋の温度は変わりません。
ただこの再熱タイプの除湿は再熱機能があるために電力を消費します。
消費電力は、弱冷房タイプの除湿<冷房<再熱タイプの除湿となります。
ただ、送風機能は、空気を冷やしたり暖めたりしないので、消費電力量も少なくて済みます。
まとめ
いかがでしたか?
今回、エアコン電気代、冷房と除湿のどちらが安いかについて調べた結果
夏の梅雨時などに使う除湿機能は弱冷房ぐらいの電気代がかかる。
冷房は弱冷房を使うことはあまりなく、普通に強冷房を使うことが多い。 冷房に比べると除湿の方が電気代が安い。
ということが分かりました。
今回も最後まで読んで頂きありがとうございました。