高齢者施設・介護現場でのノロ・インフル対策

高齢者施設や介護現場では、ノロウイルスやインフルエンザには注意を払って対策しています。

私も最近は高齢者施設で働いていますので、特に感じます。介護士さんは手洗いと消毒は徹底しています。

そこで今回「高齢者施設・介護現場でのノロ・インフル対策」について調べてみました。

高齢者施設・介護現場でのノロ・インフル対策

インフルエンザは高齢者の疾病負荷が大きく、入院症例の多くを60歳以上が占め、重症化しやすいです。

また、ノロウイルスは65歳以上が病状が重く、長引きやすいと指摘されています。

高齢者は免疫機能が加齢で低下するため、ウイルスに対する防御力が弱くなります。そのため抗体産生能力の低下、免疫細胞の反応性が鈍くなりワクチン効果が若年者より弱いです。

高齢者は心疾患・呼吸器疾患・糖尿病などの基礎疾患を複数持つことが多いため、感染症が引き金となって悪化しやすいと言われています。

インフルエンザでは、肺炎、心筋梗塞・脳梗塞のリスク上昇し、ノロウイルスでは脱水による腎機能悪化、栄養状態が急激に悪化します。

高齢者は発熱が出にくく体調変化を自覚しにくいため、認知症で症状を伝えられない場合もあります。その結果、受診が遅れ重症化につながります。

高齢者は回復力が低いため、感染症をきっかけに寝たきり・誤嚥性肺炎へ進行するリスクが高いです。

ノロウイルス対策(接触感染が中心)
ノロの特徴は、感染力が非常に強くアルコールが効きにくいです。嘔吐物・下痢便から大量に飛散しますし、高齢者は脱水・誤嚥性肺炎のリスクが高いです。

ノロ発生時の即時対応
初動(最初の10分)で嘔吐物を絶対に乾燥させないこと、近くの利用者を安全に退避させる。使い捨て手袋・マスク・エプロン・ゴーグルを着用すること。

嘔吐物処理として、次亜塩素酸ナトリウム1000ppmで嘔吐物・下痢便の処理、200ppmで床・手すりなど環境の清掃、拭き取りは外→内ではなく内→外(飛散防止)使用した布・ペーパーは二重袋で密閉して廃棄すること。

手指衛生は石けんと流水が最優先(アルコールは補助)です。

インフルエンザ対策
インフルの特徴は、高齢者は微熱でも発症していることがあります。咳・倦怠感・食欲低下が初期サインで高齢者は重症化しやすいです。

インフル発生時の対応
まず隔離すること。個室隔離が基本ですが、個室が足りない場合は同症状者を同じ部屋に集めその病原菌をもたない人たちと接触しない環境におくこと。徘徊がある場合は非感染者を逆隔離すること。

食事は居室で行い、トイレは共用可ですが、使用後の消毒を徹底すること。清掃は飛沫が付着しやすいベッド周囲を重点的にすること。

予防策
入室・退室・食事前後・排泄後は手指衛生(石けんと流水が最優先・アルコールは補助)、職員は手荒れ対策もセット(手荒れは感染リスク)マスク・咳エチケット、冬季は職員のマスク着用を標準化すること。

インフルエンザワクチンは重症化予防に有効なので、職員の接種率向上が施設全体の防御力に直結します。

1時間に2回以上の換気をすること。手すり・ドアノブ・スイッチ類は重点清拭すること。

まとめ

いかがでしたか?

今回、高齢者施設・介護現場でのノロ・インフル対策について調べた結果

ノロ発生時の即時対応、最初の10分で処理すること。
手指衛生は石けんと流水が最優先(アルコールは補助)です。

インフルエンザ対策(飛沫+接触)
インフル発生時の対応はまず隔離すること。
食事は居室で行い、トイレは共用可ですが、使用後の消毒を徹底すること。

予防策は、入室・退室・食事前後・排泄後の手指衛生。

ということが分かりました。

今回も最後まで読んで頂きありがとうございました。

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