食中毒の分類

今年はいつまで続く猛暑日と言いたくなりますよね。私の職場は食事を大量生産するのでこの時期は特に食中毒には気をつけているのですが、今年は異常なため全国でも食中毒も多く発生しています。

今日の昼礼で食中毒の予防のために使い捨て手袋の注意がありました。使い捨て手袋の使い方の注意と除菌を忘れないようにと言うことです。

常々気をつけているのですが、一層気をつけて作業をするようにと言うことです。食中毒に気をつけ、HACCPにも注意を払いということです。

そこで今回、食中毒の分類について調べてみました。

食中毒の分類

食中毒の分類的には細菌性食中毒、ウイルス性食中毒に分けられます。
細菌性食中毒とは、細菌が原因で起きる食中毒夏場に多く発生し、食中毒の7~9割に達します。更には何に感染したかによって「感染型」と「毒素型」に分けられます。

食事で取入れた細菌が腸管内で増えることで発症する、もしくは食物内で細菌が増えて、その食物を食べたことにより発症する食中毒の原因菌はサルモネラ・カンンピロバクター・腸炎ビブリオ・病原性大腸菌などがあります。

生体内毒素型とは取入れられた細菌が腸管内で増え、生成された毒素が原因の物質となり食中毒を発症させます。原因菌の代表は腸管出血性大腸菌・セレウス菌(下痢型)などがあります。

食品内毒素型とは食品内で細菌が増殖し生成された毒素が原因の物質となり食中毒を発症させます。感染型より毒素型の方が潜伏期間は短いという特徴があります。主要な原因菌は黄色ブドウ球菌・ボツリヌス菌・セレウス菌(嘔吐型)などです。

ウイルスを蓄えている食物を食べたり、感染者をパイプとして付着したウイルスを口から取り入れて起こる食中毒ウイルス性食中毒といい、その大部分がノロウイルスです。

ノロウイルスは人の腸管でだけ増え、感染を広げていきます。ウイルが10個位しかなくても発症するほど感染力が当別に強力で、注意して予防していても色々な感染経路から知らない間に感染することもあります。

ノロウイルスは遺伝子型がいくつもあり変異していくため、ノロウイルスに一度感染したとしてもまた感染、発症します。ノロウイルスに対する有効な薬剤やワクチンはないので感染した時は対症療法で症状を軽減させます。

ウイルスの組織からエンベロープ(脂肪などでできた膜)があるかないかに分けられ、ノロウイルスはノン(ない)エンベロープウイルスです。
ノンエンベロープウイルスは損傷を受けにくく、塩素以外のアルコール剤が効きにくい傾向にあり、消毒剤もノロウイルスには効きにくいです。

食中毒を起こさないためにはまずは予防です。今日職場の昼礼での話ではありませんがまずは除菌です。そこで私がオススメするのは株式会社TSCのインターネットサイト「キレイが大好き・衛生ラボ」で販売している「アルコール除菌剤EX」です。手指にもやさしいタイプで、アルコールの除菌力と新配合の食品添加物との相乗効果により、除菌効果がパワーアップしました。
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私の職場も食品を扱う前は使い捨て手袋をはめて、その手袋に除菌剤をシュツシュツとふりかけ作業開始です。

まとめ

いかがでしたか?

今回食中毒の分類について調べた結果

食中毒の分類的には細菌性食中毒、ウイルス性食中毒に分けられます。

細菌性食中毒とは、細菌が原因で起きる食中毒で夏場に多く発生し、食中毒の7~9割に達します。

ウイルスを蓄えている食物を食べたり、感染者をパイプとして付着したウイルスを口から取り入れて起こる食中毒をウイルス性食中毒といいます。

さらに何に感染したかによって「感染型」と「毒素型」に分けられます。

ということが分りました。

今回も最後まで読んで頂きありがとうございました。

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