
エアコンクリーニングをすると「電気代が下がる」とよく言われます。しかし、なぜ電気代が下がるのかを「構造レベル」で説明できる人は多くありません。
エアコンは内部の汚れが少し溜まるだけで、熱交換効率が落ち、余計な電力を消費する仕組みになっています。
そこで今回「電気代が下がる理由を「構造」から説明するエアコンクリーニングの効果」について調べてみました。
電気代が下がる理由を「構造」から説明するエアコンクリーニングの効果
エアコンは、室内の空気を吸い込み、熱交換器(アルミフィン)で温度を変え、再び室内に戻す仕組みです。この「熱交換」がスムーズに行われるほど、少ない電力で冷暖房ができます。
しかし、内部が汚れると次のような問題が起きます。
•熱交換器にホコリが付着-熱が伝わりにくくなる
•送風ファンにカビが付着-風量が落ちる
•フィルターが詰まる-空気が吸い込めない
•ドレンパンの汚れ-湿度が高くなり結露が増える
これらが重なると、エアコンは「設定温度に到達しない-もっと頑張る-電力を使う」という悪循環に陥ります。
汚れが電気代を上げる「3つのメカニズム」
1.熱交換器の汚れで冷暖房効率が低下
熱交換器は、空気の温度を変える役割を持っています。しかし、ホコリやカビが付着すると、熱が空気に伝わりにくくなります。
その結果、
•冷房-冷たい空気が作れず、コンプレッサーが長時間稼働
•暖房-温かい空気が作れず、電力を大量に消費
という状態になります。
熱交換器の汚れは、電気代増加の最大要因です。
2.送風ファンの汚れで風量が低下
送風ファンは、熱交換器で温度を変えた空気を部屋に送り出す役割です。
ここにカビやホコリが付着すると、羽根の形状が変わり、風量が大きく低下します。
風量が落ちると、
•設定温度に到達しない
•エアコンがフルパワーで動き続ける
•電気代が上がる
という流れになります。
特に「ニオイがするエアコン」は、ほぼ確実にファンが汚れているため、電気代も無駄に上がっています。
3.フィルター詰まりで空気が吸い込めない
フィルターは、空気中のホコリをキャッチする役割です。
ここが詰まると、エアコンは必要な空気を吸い込めず、無理に吸い込もうとして電力を消費します。
フィルター掃除をするだけで電気代が約5〜10%下がると言われるのは、このためです。
クリーニングによって電気代が下がるのは、魔法のような効果ではありません。
電気代が下がるのは「エアコンが本来の性能を取り戻す」からです。
電気代を下げるために必要なメンテナンス
1.フィルター掃除(月1回)
最も効果が高く、家庭でできる節電対策です。
2.年1回のプロクリーニング
熱交換器・ファン・ドレンパンの汚れは家庭では落とせません。
内部洗浄をすることで、エアコンは本来の性能を取り戻します。
3.室外機の周りを整理
室外機の前に物があると、熱交換効率が落ちて電気代が上がります。
•前方30cm以上は空ける
•草・落ち葉を取り除く
•室外機の上に物を置かない
これだけで冷暖房効率が改善します。
まとめ
いかがでしたか?
今回、電気代が下がる理由を「構造」から説明するエアコンクリーニングの効果について調べた結果
エアコン内部の汚れは、熱交換効率を下げ、風量を落とし、電気代を大幅に上げます。
クリーニングをすることで、電気代が10〜30%下がるという効果が期待できます。
エアコンクリーニングは「掃除」ではなく、節電のための設備メンテナンスです。
特に夏・冬の電気代が気になる家庭や施設では、年1回の内部洗浄が最もコスパの良い節電対策になります。
ということが分かりました。
今回も最後まで読んで頂きありがとうございました。
