花粉症のシーズンですが、花粉症は国民病?

花粉症のシーズンですが、今や自分の周りにも花粉症の人は多くいますよね。私の若い頃今から40年ほど前1980年代は花粉症なんて、周りではほとんど聞いたことはなかったです。
そんな花粉症も今や当たり前のようで、毎年シーズン前から天気予報では花粉情報を流しています。それだけ花粉症の人が多いから情報を流しているのですよね。

そこで今回、花粉症のシーズンですが、花粉症は国民病?について調べてみました。

花粉症のシーズンですが、花粉症は国民病?

今や花粉症は2人に1人が発症しているのですから、国民病といえると思います。

 観測地 1983~1987年 1996年 2006年 2016年
あきる野市 7.5% 25.7% 28.0% 48.5%

 

花粉症に悩む人は東京都福祉保健局のあきる野市の花粉症患者実態調査野報告からも分かる通り、ここ30年でかなり増えたのが分ります。

30年前は花粉症という人は10人に1人くらいだったのが、私が発症した15年ほど前は3~4人に1人と言う割合に増えています。私も周りで花粉症の人をちらほら聞いていました。それが今では2人に1人が花粉症という比率です。これは国民病と言えますね。

では何故ここ30年ほどで花粉症の人が増えたのでしょうか? 30年前はスギ花粉を吸い込んでも、アレルギー症状は出ないものと思われていました。1985年以前は花粉症で悩んでいる人はほとんどいませんでした。

というのもスギ花粉がキレイな状態ではアレルギー症状をもたらさないのです。キレイなスギ花粉とは、森の中のスギが出したすぐの花粉です。キレイな花粉はアレルギーをもたらさない、汚れた花粉が花粉症を起こしているということなのです。

それはどんなことで、なぜ花粉が汚れるとアレルギー症状を起こすのでしょうか。

スギ花粉は花粉に含まれる2つのアレルゲン物質が花粉症の症状を起こします。このアレルゲン物質は、人の身体の中に入ると花粉症の症状が現れます。キレイな花粉の大きさは約30ミクロンほどで人の呼吸器には侵入できません。呼吸器に侵入できないと言うことは、花粉がアレルゲン物質を含有していても花粉症の症状は起こりません。

花粉はある程度の振動を得ると炸裂してしまい、そのためアレルゲンを出します。この場合のアレルゲンは約1ミクロンほどの大きさなので、呼吸器に侵入して花粉症の症状をもたらします。つまり花粉症は、衝撃を受けて破裂した花粉によって引き起こされるのです。

花粉を振動で炸裂させるのが、空中に浮いている大気汚染である物体です。大気汚染である物体は、自動車の排気ガスやゴミ焼却炉などから出る炭素である物体や金属の微塵、他にも黄砂やPM2.5などです。

花粉はこれらの物体と激突すると炸裂し大気汚染である物体と接触しているので、花粉症をもたらす花粉のことを汚れた花粉と呼びます。そして大気汚染である物体自体も、花粉症の症状を悪くさせる効果を持っています。

花粉は自然のなかでも破裂してアレルゲン物質を放出しますが、自然に破裂する確率は2割程度で大気汚染物質と衝突すると、花粉が破裂する確率は8割まで上がります。すなわち大気が汚れているほど、花粉症になりやすいということです。

まとめ

いかがでしたか?

今回花粉症のシーズンですが、花粉症は国民病?について調べた結果 今や花粉症は2人に1人が発症するので国民病といえます。
キレイなスギ花粉は、鼻にアレルギー症状を引き起こすことはない。
花粉は自然でも破裂してアレルゲン物質を放出しますが、自然に破裂する確率は2割程度で大気汚染物質と衝突すると、花粉が破裂する確率は8割まで上がります。

ということが分かりました。

今回も最後まで読んで頂きありがとうございました。

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