暑かった夏がやっと終わったかと思ったら、いきなり秋ですね。朝夕は冷え込みます。ただ日中との温度差が10度以上の日が続き、体調を壊しやすい時期なのでみなさんも体調管理にはご注意ください。
今月もあとわずか、来月は11月となるとあっという間に年末になりますが、年末になると大掃除をしないといけませんが、何故年末大掃除はやらなくてはいけないのでしょうか?
まあ1年間で溜まった汚れをキレイにするという意味もあるのでしょうが、他に理由はないのでしょうか?
そこで今回、年末大掃除をやる理由について調べてみました。
年末大掃除をやる理由
年末に大掃除をするのは汚れた家をキレイにして、自分や家族が気持ち良く年を越して新年を迎えるため、と言いたいですが本来の理由はそうではないのです。
自宅のすすはらいをして、神様を迎える準備をするというのが理由です。このすすはらいというのは平安時代に宮中で、12月に1年間で溜まった自宅のホコリやすすを落として神様を迎える、という行事が行われていたのが由来となっています。
年末になると大掃除をする家庭も多いと思いますが、何かと忙しくなる年末に戸建てに住んでいる方は部屋数が多く、家族みんなで分担して掃除をしないといけなかったり、集合住宅に住んでる人も掃除を完了するのに時間がかかります。
時間がなくて大掃除を諦める人や、大掃除を始めたのは良いけど、時間がかかりすぎ途中で新年になってしまうのもよくあることです。
日本の大掃除は12月13日から始めて28日までに終わらせる方が良いと言われています。 それは江戸時代に12月13日はすすはらいとして定めていたこともあり、12月13日は「はじめの日」とも言われていて、 12月13日は縁起が良いのでお正月に向けて様々な準備を行うには最適な時期になります。
正月飾りは種類によって片付ける日が異なる場合があるので、正月飾りの種類別に、片付ける日の目安を確認しておきましょう。
鏡餅は一般的な地域は松の内が終わった後の鏡開きの日に片付けます。松の内の期間によって鏡開きの日は異なります。
松の内が1月1日~7日までの地域…鏡開きの日は11日
松の内が1月1日~15日までの地域…鏡開きの日は15日
鏡餅を片付け食べるまでが鏡開きとされています。鏡餅を食べることは、年神様から幸せに1年間過ごすための福を頂戴できるといわれているので、雑煮や磯辺焼きなどにして福を頂戴しましょう。
しめ飾りと門松は、松の内が終了する日に片付けます。地域によって7日または15日に片付けることが一般的で、しめ飾りと門松を片付けた日は、平穏無事で1年を過ごせるように七草粥を食べて祈願する地域が多いです。
年末大掃除は寒くて億劫になりますが、必ず自分でやらなければならないわけではありません。そんな時は業者に依頼して自宅の隅々までしっかり汚れを落とし、時間がかかる場所までピカピカにして気持ちの良い新年を迎えましょう。
業者に年末大掃除の依頼をする場合は12月になってからでは自分の希望日が取れない怖れがあります。自分の希望日に依頼を取るには9月~11月の今の時期が良いです。
まとめ
いかがでしたか?
今回年末大掃除をやる理由について調べた結果
年末大掃除をやるのは自宅のすすはらいをして、神様を迎える準備をするというのが理由である。
すすはらいは平安時代に、宮中で12月に1年間で溜まった自宅のホコリやすすを落として神様を迎える、という行事が行われていたのが由来である。
年末大掃除は寒くて億劫だが、必ず自分でやらなければならないわけではないので、そんな時は業者に依頼してキレイに清掃してもらおう。
ということが分かりました。
今回も最後まで読んで頂きありがとうございました。