外を歩けば色々なマスクを着けた人がいますね。カラフルな色物や、変わった形の物やら。
一般的に昔からあるマスクは平形で、今多くの人が使っているのがプリーツ型マスクや3Dマスク、立体マスクなどになります。
素材もよく聞く不織布や布、メッシュ素材、ポリウレタンなどの他にも色々あります。
種類としては家庭用、医療用、工業・産業用に分けられます。
私たち一般人が普通に使っているのが家庭用マスクになります。家庭用マスクと言えば以前は、学校給食の際に給食当番が着けていたり、子供が風邪引いたときに着けていた布の平形マスクのイメージが強くて、俗に言うアベノマスクみたいなものを言ってたように思いますが、最近では普通でもプリーツ型や3D立体型などオシャレなものが多くありますよね。
私たちが使う家庭用マスクも色々ありすぎて分りにくいですが、コロナが流行り、厚生労働省の調査によると不織布マスクが高い効果を発揮するといわれ、私たちが使う家庭用マスクも不織布がよいと推奨されています。
そこで今回は、医療用マスクの不織布サージカルマスクについて調べてみました。
不織布サージカルマスクとは?
そもそもよく聞く不織布とはどういったものでしょうか?読みは「ふしょくふ」で読んで字の如く、織っていない布という意味です。普通の布は、繊維を撚(よ)って糸にしたものを織っているのですが、不織布は繊維を一定方向もしくはランダムに重ねて絡み合わせて、接着剤や熱で合わせてシート状にしたものです。
不織布マスクとはこの不織布を使って作っているマスクのことです。サージカルマスクとは「医療用マスク」のことで医療や介護現場で使われているマスクです。
「外科的」を意味する「サージカル」が名前の由来で、外科手術の時などに使われ医療用マスクでは「手術用」と分類されたりします。
サージカルマスクに対して、私たちが使う普通のマスクのことを家庭用マスクといいます。
サージカルマスクは「医療用マスク」と言われていますが、ほとんどは医療機器ではなくて、あくまでも医療施設などで使われるマスクということです。
医療用マスクの性能は、指標としてBFE(バクテリア透過率)とPFE(微粒子透過率)で評価し、米国食品医薬局(FDA)はサージカルマスクの基準をBFE95%以上と規定しています。
日本は特に性能に対する規定はなく、「医療用マスク」と「家庭用マスク」は、「薬機法に該当しない雑貨品扱い」のため性能についての検定規格がなく「サージカルマスク(医療用マスク)」と呼ばれているマスクでも、あくまでも医療機関などで使われるマスクという意味で、そう呼ばれているだけです。よって米国食品医薬局(FDA)に準じています。
サージカルマスクは本来、医療関係者や患者さん用ですが、花粉対策として一般化され、一般用としても使われているマスクです。
もともとウイルスなど微生物の侵入と放出を防ぎ、体液や血液などが飛び散ることから身を守るために使われます。
医療現場では、さらに感染防止効果を高めたN95マスクもあります。
まとめ
いかがでしたか?今回不織布サージカルマスクについて調べた結果
不織布とは素材のことでサージカルマスクとはマスクの種類のことで、サージカルマスクとは不織布を使って作った、「医療用マスク」のことである。
不織布は繊維を一定方向もしくはランダムに重ねて絡み合わせて、接着剤や熱で合わせてシート状にしたものである。
マスクにはほかに家庭用マスクや工業・産業用マスクなどがある。
ということが分りました。
今回も最後まで読んで頂きありがとうございました。