2015年からSDGs(エスディージーズ)が国際目標になり、身近なところでは水や電気などを無駄使いしないことから、食品ロスを減らし、ゴミを減らしたり分別したりということが言われていますが、環境を考えた商品も増えてきていると思います。
実際よく見かける物にトイレットペーパーやノートなどがあります。洗剤もそうですよね。最近はECO洗剤も多くなってきました。
では、あなたはECO洗剤のことをどれくらい知っていますか? ECO洗剤とは人や環境に配慮された洗剤です。
そこで今回、万能ECO洗剤「重曹」について調べてみました。
万能ECO洗剤「重曹」
重曹という言葉が一般的に使われるようになって、10年が過ぎました。重曹は重炭酸ナトリウムのことで、熱を追加すると泡立つ性質があります。身近な物で言うと、料理で使われるふくらし粉「ベーキングパウダー」の主成分に使われたり、入浴剤の発泡成分に使われています。では、重曹がなぜ洗剤として万能なのでしょうか?
重曹は
・石けん(界面活性剤)と同じ、酸化した汚れを浮かせる働きをする
・粒子が大きく、研磨効果がある
・酸化した物を分解するため、消臭効果がある
・食品添加物にも使われるなど、環境負荷が少ない
という4つの特徴が、ECO洗剤として重宝される理由です。
重曹水の作り方
重曹は比較的水に溶けにくい性質を持っているため、冷水だと溶けにくいです。ですからぬるい湯を使いましょう。40℃前後でいいでしょう。分量は100mlのぬるい湯に小さじ1杯が基準です。洗剤用のスプレーボトル500mlなら小さじ5杯、もしくは大さじ2杯弱位です。細かく計る必要はありません。大体で大丈夫です。
ただ、重要なのはしっかり混ぜることです。なぜかというと、重曹は溶けにくいし粒子がやや大きいので、スプレーヤーの吹き出し口に詰まりやすいからです。それは、しっかり溶けていない場合が多いです。詰まってしまったら、スプレの吹き出し口のところを熱湯に浸けてすすぐと、詰りが取れることもあります。
重曹水は、アルカリ性の性質を持った洗剤や表面活性物質と一緒の機能をするので、大方油汚れや皮脂から分泌された汚れ、石けん廃物などの腐食した汚れに特に合っています。
重曹クリームの作り方
掃除の熟練者がすべて重曹を使っているかというと、それは違います。重曹は汚れに対して手答えがとても柔らかいため、プロの仕事現場では全く歯が立たないので、一般販売されていない業務用の洗剤を使用します。
そこで、重曹にひと工夫して洗浄力を上げる方法を紹介します。作り方は簡単です。重曹をぬるい湯少しで溶いてクリーム状にするだけです。重曹を研削材として使うとしても、粉末だと材料にくっつきにくいので、少しのぬるい湯で溶いて汚れたところに塗り付けます。
そして、スポンジなどでしっかり擦ると、酷い汚れも削り取ってくれます。重曹のかけらはクレンザーなどより大きいですが、かけらそのものがそれほど硬くないので、材料にキズが付きにくく、使用は安心です。
まとめ
いかがでしたか?
今回万能ECO洗剤「重曹」について調べた結果
重曹は
・石けん(界面活性剤)と同じ、酸化した汚れを浮かせる働きをする
・粒子が大きく、研磨効果がある
・酸化した物を分解するため、消臭効果がある
・食品添加物にも使われるなど、環境負荷が少ない
という4つの特徴が、ECO洗剤として重曹が重宝される理由です。
重曹水は、大方油汚れや皮脂から分泌された汚れ、石けん廃物などの腐食した汚れに特に合っています。
重曹クリームは汚れたところに塗り付けスポンジなどでしっかり擦ると、酷い汚れも削り取ってくれます。
ということが分かりました。
今回も最後まで読んで頂きありがとうございました。