6月になり値上げの品目が3000品、7月にも3000品以上が値上げの予定だといいます。今月は大手電力会社7社が値上げしますし、生活はますます苦しくなるばかりです。
給料上げてくれ~と言いたいです。普段の生活においてもコストを抑えないと今までと同じ給料ではやっていけません。世のほとんどの人が節約するなどして、頑張っていると思います。
そもそもコストとはお金がかかる事、経費がかかることなどを指しています。ですからコスト削減というのはそのお金がかかっているところを、何とか削りましょうということです。
物価が上がり企業としても原材料費の値上がりなどでコストはかかるばかりで、余裕はないはずなのに、国としては従業員の給料を上げるように指示しています。勤めている方としては給料が上がれば嬉しいですが、なかなか厳しいと思われます。企業は利益が上がらないと従業員には還元できませんから。
では企業においてそのコストを削減すると言うことは、どんな目的があってやっているのでしょうか?
そこで今回、コスト削減の目的について調べてみました。
コスト削減の目的
コスト削減の目的は無駄なコストを省いて利益を増やすことです。そもそもコスト削減で得られる物は利益の増加です。それは企業においては売り上げからコストをひいたものが利益になり、コストが減れば減るほど利益が増えるということだからです。
国の要求の従業員の賃金アップも、物価上昇に伴い売り上げはなかなか伸び悩んでいる企業も多いと思われます。それでも利益を上げるにはコスト削減が重要だということです。
コストを削減するために無駄な部分を探し、改善策を講じコスト削減を正しく行えば、企業は利益が増えると同時に様々なメリットがあります。それはコスト削減は無駄を省くことが基本なので、無駄を省くということは自然と業務の見直しが進み、業務効率化を実現できるケースが多いのです。またコスト削減で生まれた資金で新技術の開発や他分野へ投資し、企業価値が高まる可能性もあります。
業務効率化は生産性のアップや、労働時間の短縮にもつながってきます。それは残業代の減少で人件費が削減できたり、社員がプライベートな時間や休息を確保できるという労働環境の改善も期待できます。快適な労働環境で働くということは、社員のモチベーションやエンゲージメントが高まり、離職率も下がります。
コストには、具体化出来るコストとして家賃・人件費・水道光熱費・通信費・印刷費などがありに、具体化出来ないコストとして作業時間などがあります。
具体化出来るコストは事務所の家賃・OA機器のリース代・事務用品代のようにオフィスで必要になるコストですが、事務所の家賃・OA機器のリース代の削減は厳しいです。ですから事務用品は購入する物や購入先を見直したり、安い物を使うとか、またペーパーレス化によるインク代・紙代の削減などもできそうですね。
光熱費も照明をLEDに切り替えたり、使ってない部屋の照明を消すとか、電力会社を見直して変更するのも良いかもしれませんし、エアコンの温度設定を1度変えるだけで電気代は安くなるそうですから、クールビズでエアコンの設定を1度上げてみるのもいいかもしれませんね。
ただしコスト削減をしすぎて職場環境が悪くなってはいけません。コスト削減はよく考えて行いましょう。
まとめ
いかがでしたか?
今回コスト削減の目的について調べた結果、
コスト削減の目的は無駄なコストを省いて利益を増やすこと。 無駄を省いて業務効率化を実現すること。 労働環境の改善・職場環境の改善で社員のモチベーションを上げること。
ということが分かりました。
今回も最後まで読んで頂きありがとうございました。