昨日今日は天気も悪くちょっと肌寒いくらいですが、数日前まではもう夏が目の前までやって来てるかのような気候でした。
ですから遅かれ早かれもうすぐエアコンを使う季節になります。そのためには早めの試運転が必要になってきます。いざエアコンを使うと気になって使えなかったと言うことにならないように必要なことですよね。
ところで冬にエアコンを使っていた人、または昨年の夏にエアコンを使っていた人、それぞれいらっしゃると思います。
エアコンは冷房派の人と、冷房と暖房の両方派の人がいると思います。どちらであれエアコンは定期的に掃除しないと色々なデメリットがありますが、エアコンを掃除しないで使った場合はどれだけ損するかというのです。
そこで今回、エアコンを掃除しないで使ったらどれだけ損する、ということについて調べてみました。
エアコンを掃除しないで使ったらどれだけ損する?
エアコンのフィルター掃除した場合は、約5%の節電であると言われています。これは2週間に1度のフィルター掃除です。ですから逆に1年間全くフィルター掃除をしなかった場合は、電気代が25%上がるといわれています。
この節電はフィルター掃除のみであるため、エアコンクリーニングしてファンや吹き出し口などと内部までキレイにした場合は、更に節電できるということです。またエアコンクリーニングを行えば風量が1.5倍にアップしたともいわれています。
風量が1.5倍アップするということは、冷風や温風がそれだけ多く吹くということですから体感的にエアコンの風を感じるので、それだけエアコンの設定温度を上げるか、下げるかができて更に電気代の節約になります。
東京電力によるとエアコンの設定温度を2度下げることで、約10%の電気代が節約できるということです。
エアコンの1年間の電気代はどれくらいかかるのかを、シャープの6畳タイプのエアコンで電力は冷房時に590W消費するもので試してみました。一般的な電気料金の目安は27円/kWhといわれているのでそれで計算して見ます。
1時間の電気代は0.59kW(590W)×27円/kWhで1時間で15.93円になります。 1日に6時間使うとして、1カ月は31日で計算してみました。
電気代を1か月分だすには、1時間で15.93円なので、それを1日に6時間、31日間使うとして全部をかけて2962円(小数点以下は切り捨てました)になります。 1年間の電気代は1カ月で2962円だから、それに12カ月をかけて3万5544円となります。
使用頻度にもよりますが1日に6時間使うとしたら、年間では3万5544円の電気代が必要となります。
エアコンが汚れて風量が30%落ちていた時の電気代を計算してみました。30%の風量落ちに対して、電力は約15%分多くかかると言われています。
1年間の電気代は通常のエアコンが3万5544円かかり、風量が30%落ちたエアコンの 1年間の電気代は3万5544円に多くかかる分の電力0.15を足した1.15をかけて4万875円となります。 電気代の差額は元の3万5544円に多くかかる電力分の0.15をかけて5331円になります。
汚れているエアコンでは1年間で電気代は5331円がプラスでかってしまうおそれがあります。
大手清掃業者の試験結果の発表では、エアコンクリーニングによる風速改善は、 フィルターだけ掃除した場合はクリーニング前と比べ、風速10.4%アップ エアコンを全部クリーニングした場合はクリーニング前と比べ、風速42.3% アップ したとの結果です。
まとめ
いかがでしたか?
今回エアコンを掃除しないで使ったらどれだけ損する、ということについて調べた結果
1年間全くフィルター掃除をしなかった場合は、電気代が25%上がる。 エアコンの汚れで30%の風量が落ちた場合は、電力は約15%分多くかかると言われている。
ということが分かりました。
今回も最後まで読んで頂きありがとうございました。